2021/08/24
コロナ感染症患者 自宅療養のポイントについてまとめました。
日本全国的にコロナ感染症「第5波」に飲み込まれてしまっており、感染者の増加が止まりません。
自宅療養をされる方も増加の一途を辿っています。
急に自宅療養をしないといけなくなった際は、家族も含めて何をすべきか混乱することかと思います。
以下のいくつかのポイントに注意し、対応するよう心掛けて下さい。
【大原則】
〇本人は外出を避けて下さい
〇ご家族、同居されている方も健康観察をし、不要不急の外出は控えましょう
【 Point1.空間や物品を分ける 】
同居者とは部屋を分けて過ごすか、部屋を分けることができない場合はカーテンや仕切りで区切ります
お風呂;順番は最後とし、使用後は浴室内をシャワーで洗い流し、窓を開け換気を行います。
食事は別室でとり、食器も使い捨てのものがよいです。食器を共用する場合は、食器用洗剤でよく洗えば大丈夫ですが、気になるようなら0.05%次亜塩素酸ナトリウムに10分間浸漬消毒します。
洗面所のタオルは共用せず、できればペーパータオルを用いたほうがよいです。歯磨きでの口すすぎ時は、洗面台周囲へ飛散しないよう注意します。
【 Point.2.感染者の世話をする人を限定する 】
世話をする人は一人とし、基礎疾患のある方や妊婦はなるべく避けます
【 Point.3.日中はできるだけ換気をする 】
感染者の部屋、同居者の部屋をそれぞれ別々に、1時間に1回~2回、5~10分程度窓を開けて換気をします。
【 Point.4.手のよく触れる共有部分を清掃・消毒する 】
部屋のドアノブ、照明のスイッチ、リモコン、洗面台などを、1日1~2回、アルコールや0.05%次亜塩素酸ナトリウムで清拭消毒を行います。トイレは使用するたびに手や体が触れる場所を消毒します。
消毒時は使い捨て手袋を着用し、終わったら手袋を外し手指衛生を行います。
【 Point.5.リネン、衣服を洗濯する 】
汚れがない場合は、通常の洗濯でかまいません。喀痰や排せつ物などがついている可能性がある場合は、80℃・10分以上の熱湯消毒後に通常の洗濯を行います。気になる場合はほかの人と分けて洗濯します。
【 Point.6.ごみは密閉して捨てる 】
唾液や鼻水のついたティッシュや、感染者の世話で使用したものを捨てるときは、ビニール袋にいれて空気を抜いて口を縛ります。気になるときは袋を2重にします。作業後は手指衛生を行います。
などが上げられるかと思います。
できる範囲で実践していただき、家庭内での感染予防に努めていただくようお願いいたします。
コロナ患者自宅療養のポイント(ダウンロード)
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【開催期間】令和3年6月19日から令和3年11月30日