医薬品の選定療養について

選定療養をみなさまご存知でしょうか?

特定療養とは、一定のルールの下で保険診療と保険外診療(自費診療)との併用を認める制度です。

新しい医療技術の進歩や、患者のニーズの多様化に適切に対応すべく1984年11月1日より導入されました。

患者様の選択(自由意志)により保険診療を行いながらも自費診療が認められたもので、個室代(差額ベッド代)や大病院の初診・再診料などがあります。

 

医薬品に関する選定療養について(2024年10月開始)

「同じ成分、同じ効能効果で、価格が安いジェネリック医薬品(後発医薬品)」がある中で、高額な「先発医薬品(長期収載品)」を選択する患者さんには、差額の一部を「選定療養」(特別料金)として負担してもらう、という考え方で、先発医薬品(長期収載品)と後発医薬品との価格差の一部を保険給付から除外し、選定療養費として患者さんが実費で支払うという仕組みです。

制度開始後は、先発医薬品(長期収載品)を選択される患者様には、ご負担が大きく増加する場合もございますので、ご理解のほどよろしくお願いします。

みのり薬局では、制度開始前より、先発医薬品(長期収載品)を希望されておられます来局者様に順次、制度の説明を行って周知しております。

ご不明な点は、お気軽にスタッフにお尋ねください。ジェネリック医薬品

 

選定療養費シュミレーションツールを作成しております。